人は誰でも生活をする上でさまざまな支障にぶつかることがあります。他方、こうしたことを 解決できる能力を持った人や機関が存在しています。 この間に立つ人を「ライフサポーター(生活応援・総合相談員)」と呼びます。 日本には多くの相談機関がありますが、おおむね専門的・個別的な相談機関であり、複合的な
相談に対処できません。 ライフサポーター(LS)は、総合的な相談員であって、相談者の課題の克服・支援をおこないます。また、地域社会の支援機関・団体のネットワーク化をおこないます。これには研修が必要であり、また、重要なことはライフサポーター(LS)を支える専門家と機関の支援ネットワークをつくりあげることです。 NPO法人地域創造ネットワーク・ジャパン(略称「地域創造ネット」)は、地域で活躍するNPOや連合、労福協、労金、全労済、生協などと広く連携し、民間の力を中心としてこのシステム をつくりあげていきます。 研修修了後の活躍の場所は、ワンストップサービス(ライフサポートセンター)やNPOにおい て「相談員」や「ネットワーカー」などとして活躍します。なお、将来においては地域包括支援センターなどにおいても活動できるように政府・自治体に働きかけていく予定です。

  1. 11月25日(水)13時開講~27日(金)12時終了の2泊3日研修
  2. その後、1か月以内にNPO、ワンストップサービス(ライフサポートセンター)へ訪問・ヒアリング
  3. レポートの提出
  4. 修了証書の発行

受講料:NPO等一般2万円(宿泊・食事代、会場までの交通費を除く)

全労済モルティ天神ビル会議室/福岡市中央区舞鶴1-1-7 全労済モルティ天神ビル(地図を見る
   TEL 092-761-0180<㈱タークス内>
・市営地下鉄『天神駅』下車 1番出口から徒歩5分 ・西鉄電車『西鉄福岡駅』下車 北口から徒歩10分

連合・労福協等20人/NPO等一般 10~20人 計40人程度

困っている人の支援をしたいと思っている人、地域での支援機関のネットワーク形成に取り組む意欲のある人、足りないサービスを創業しようとする人、ワンストップサービス担当者、NPOの相談員など

2泊3日の研修と参考資料により下記のことを学びます。
1)ライフサポーターの心構え
相談事のある人が気持ちをゆったりとして相談できるような電話のやりとり手法、面談の折の接遇、倫理などを学びます。(ライフサポーターの倫理規定、ライフサポーターの心の持ち方、やってはいけないことなど)。
2)相談ごとの内容とその対応
相談ごとは多岐にわたります。必ずしもライフサポーターが得意な分野ではないことのほうが多いわけです。相談者が安心して相談できるようにライフサポーターは対応しなければなりません。その手法を学びます。(仕事、家庭、育児、子ども、お金のこと、住宅関係、健康、介護、年金、成年後見など)。
3)地域ネットワークのつくり方
相談に対応することは、ライフサポーターの活動のごく一部でしかありません。相談機関との連携、地域でのネットワークをつくることが肝心です。このような背景があってライフサポーターの役割を果たせることになります。
①ライフサポーター相互の連携、②地域にある相談機関の内容とその機能(公的・私的)
②地域にあるサービス事業体の内容とその機能(公的・私的)、④足りないサービスの創出、⑤ネットワークのつくり方

連合が労福協、労金、全労済と協力して、全国に150箇所の総合相談所を設置。労働組合員だけではなく、一般の市民を支援するために設置されています。ライフサポーター(LS)の多くは、ここにおいて相談を中心とした活動をすることになります。

団塊世代・シニア世代が地域デビューをして地域の活性化を図ろうとするNPOの中間支援団体で、ワンストップサービスをNPO側から支援。代表理事は浅野史郎(慶應義塾大学教授)。
創造ネットは、団塊世代がつくりあげる『居場所・福祉マップづくり』を提唱しており、全国各地に「地域センター」を設置し、ボランティア団体やNPOのネットワーク形成を推進しています。

第1日目

 11/25(水)

テーマ

講師

13:00 開講 開講挨拶
本研修会開催の意味・ワンストップサービス展開の現状
オリエンテーション

連合組織拡大・組織対策局
局長 一條 茂
地域創造ネットワーク・ジャパン 事務局長 奈良 環

13:25 講義① ライフサポーター(LS)とは
  1. LSの2つの役割
    1. 総合相談員
    2. ネットワーカー
  2. 相談内容と対処方式
  3. ネットワーカーとしてどう動くか
地域創造ネットワーク・ジャパン 常務理事 田中尚輝
14:00 休憩    
14:10 講義② 相談者の心理
  1. 受容:相談者の心理を前提として理解していないと事務的・押し付け的な相談になる。
  2. 理解:訴えの内容の整理とそれが真の問題か
  3. 心理をよく理解するためには
NPO法人福岡ジェンダー研究所理事・ソーシャルワーカー 高木 里美
15:00 講義③ 相談技術とカウンセリング手法
  1. 電話の場合
  2. 面談の場合
  3. 本人に問題を解決させる。ただし、情報提供は必要
NPO法人福岡ジェンダー研究所理事・ソーシャルワーカー 高木 里美
16:00 休憩    
16:10 グループワーク① グループワーク(LSの役割) 10人程度でグループワーク
  1. 自己紹介
  2. テーマ:相談者の本心とは何か
ファシリテーター
田中尚輝
17:00 1日目終了    
17:10 交流会 別会場で名刺交換・情報交換  
第2日目
11/26(木)
 
 
9:00 講義④ 地域の社会的資源とは
  1. 制度サービスと制度外サービス
  2. まだまだ足りない制度外サービス
NPO法人市民生活支援センターふくしの家
江口 洋介
介護支援専門員・介護福祉士
10:00 休憩    
10:10 講義⑤ 制度とインフォーマルサービスが連携したサービス
  1. 当事者にとって使いやすいサービスに組み立てる
(多くの場合は複合的である)
  1. 制度サービスの限界と民間サービスの特性
  2. 具体的な事例
NPO法人市民生活支援センターふくしの家
江口 洋介
介護支援専門員・介護福祉士
11:10 休憩    
11:20 講義⑥ 足りないサービスのつくり方
  1. 足りないサービスの確定
  2. 作り方(自治体、企業、NPOが単独で、あるいは協同で)
  3. 事業体の立ち上げ手法
NPO法人たすけあい佐賀
代表 西田京子
(宅老所を全国に広める会座長)
12:20 昼食    
13:20 講義⑦ 相談とサービス提供の地域ネットワーク形成
  1. 相談に対処するネットワーク
  2. サービス提供のネットワーク
  3. 事例
NPO法人たすけあい佐賀
代表 西田京子
(宅老所を全国に広める会座長)
14:20 休憩    
14:30 グループワーク② 制度とインフォーマルサービスの活用方法(事例検討)
  1. 事例(要介護状態の親を勤めている子どもが同介護するか)
  2. 事例(失職したが、働きたいがハローワークでは仕事がない)
ファシリテーター
田中尚輝
17:00 2日目終了
第3日目 11/27(金)    
9:00 講義⑧  相談の仕分け方法とフォロー手法
  1. 電話対応だけで終了のもの
  2. 電話において紹介先を案内するだけで終了のもの
  3. 面接が必要なもの
  4. 用意しなければならない情報とその整理方法
NPO法人福岡ジェンダー研究所理事・ソーシャルワーカー 高木 里美
10:00 休憩    
10:10 グループワーク③ 今後、どう活動するか
  1. これまでの活動の反省
  2. この研修で得たものの整理
  3. 今後、どう活かすか
ファシリテーター
田中尚輝
  グループワーク発表  グループ単位で発表
今後の活動の確認
 奈良 環
12:00 終了  

●申込方法
下記申込書にご記入の上、ファックスまたはメールでお申し込みください。

●申込締切日:11月15日(定員になり次第締め切り)

●受講料振込確認の上、申込受付とさせていただきます。
受講料振込先:三井住友銀行 浜松町支店 普通口座 7260764
特定非営利活動法人 地域創造ネットワーク・ジャパン
なお、開講後の返金には応じかねます)